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ファンクな気分~ファンク・ミュージックの過去と今

実際に音楽ジャンルとしてのファンクを聴いていなくても、ファンキーなといった形容詞を無意識に使われている方は多くいらっしゃいますよね。

言葉としては日常生活に浸透しているファンクに対して、皆さんはどのようなイメージを持たれていますか?

1960年代にその原型が生まれたとされるファンクは、形を変えながら多くのヒット曲の要素として2020年代の今も愛され続けているのです。

今回は、ファンクの基本的な名曲からディスコ、メロウ・グルーヴ、現代のファンクにいたるまで多くの名曲をお届けします。

あなたの中に眠るファンクネスを呼び覚ます、運命の名曲に出会えるかもしれません!

ファンクな気分~ファンク・ミュージックの過去と今

Papa Was A Rollin’ StoneThe Temptations

1960年代のモータウンサウンドの要であり、最大のヒットメーカーであったテンプテーションズですが、1970年代に入るとそのサウンドは大きくファンク寄りに傾いてきました。

中でも1973年にノーマン・ホィットフィールドの手により発表されたこの曲は、全米1位となるとともに、テンプテーションズのイメージを変えるほどのものでした。

FantasyEarth, Wind & Fire

ファンク界のみならず、踊れる洋楽の代名詞ともいえるEarth, Wind & Fireです。

ファンクのことを知らずとも、この曲は日本人なら一度以上聴いているとも言えるでしょう。

イントロのホーン隊のアクセントの位置に気持ちのいいグルーブを感じます。

バブルの時にディスコで踊るため、レコードのパッケージに振付が載っていたそうです。

Get Down On ItKool and The Gang

クール・アンド・ザ・ギャングは、アメリカのソウル、ファンクバンド。

1969年デビューし、映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のサウンドトラックに起用され、ディスコファンクバンドとして名を轟かせました。

「Get Down On It」は1982年にポップチャート10位、ブラックチャート4位を獲得したヒットナンバーです。

ARKADE FUNKTROUBLE FUNK

このバンドは良く「勢いだけ!」なんて言われてしまいがちですが、ちょっとおもしろい曲を紹介したいと思います。

80年代はゲームセンター全盛期、ということでゲームの音を使用したファンクです。

PVにもあるようにパックマンの音をサンプリングしたファンクで、こういうおもしろいファンクも楽しいですよ。

I will take you thereThe Staple Singers

シカゴ出身のステープル・シンガーは、ソウルとゴスペル色の強いグループです。

この曲はアメリカのチャートでトップ100入りしたことでも有名です。

1970年代に発表されたこの曲は、この時代を反映するファンク調のコーラスが入り、バックミュージックがノリのよいものとなっています。

You Are The First, My Last, My EverythingBarry White

歌ものだし、ねちっこいリズムはないけど、ファンクの温かい雰囲気が感じられる楽曲です。

ファンク、ディスコミュージックの原型を作ったシンガーソングライター・プロデューサーで、ファンクのルーツを調べた時に必ず聴きたいアーティストです。